介助犬サリーの最後のお勤め

盲導犬の育成に、私は反対していません


動物愛護活動をされている方のなかには

盲導犬がかわいそうだとおっしゃる方がいらっしゃいます

でも、犬ってもともとは人間の作業を手伝う為に作られています

犬種の組み合わせを繰り返し捕らえる獲物に合わせた犬種を作ってきました


可哀そうな犬は、家でお留守番を一日中させられている犬や

お散歩もろくにできていない犬の方がもっとかわいそうだと思います


盲導犬は目が見えなくなってしまった人のお手伝いをするために育てられました


ラブラドールレトリバーという人が大好きな犬種

この犬達は、人の手助けができることがとても嬉しいと思いながら

目の見えない人の横で誘導してくれていると思います


もし、目の見えない方が盲導犬を虐待している現場に居合わせたなら

その時は、私たちが声を掛け合って、

盲導犬とその人を助けようではありませんか


さて、日本盲導犬協会の島根あさひ訓練センターでは

受刑者の矯正プログラムとして

刑務所内で盲導犬候補の子犬を育てるというプロジェクトがあるそうです


そして、その成果がこのプロジェクトによって

全国の刑務所の5年以内の再入率が38%に対して

プロジェクト参加者は4.8%と、その効果が現れているそうです


盲導犬を育成することで、人も成長しているんだと思います

犬のトレーニングで学んだことって

本当にあるんですよね


そういえば、先日亡くなったジョージ・H・W・ブッシュ氏の

ひつぎの前に横たわる介助犬のサリーの写真が話題になりましたね


介助犬や、救助犬にも私たちは助けられ

とっても感謝です!


そして、その仕事を一生懸命している犬達をささえてあげたいと思います

ほんとうにありがとう!


Allenatore Miwako Nonaka

地球環境・野生動物・愛玩動物 と人との関わり方を考えて生きていきたい。 そして日本もヨーロッパ―のように 愛犬とどこにでも一緒に行ける社会に 一歩一歩前進したい。 想像するだけでワクワクしますね♡

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