犬同士で学びあえること
犬の世界もおもしろいですね
同じ犬として生まれていても
お互いに犬同士で遊んだことがあまりないと
やはり上手に接することはできません
深い話にまで及ぶと
それは犬が生まれてくる環境の影響です
日本のペット産業は 全てとは言いませんが
命を育む現場というよりも
お金を生む現場がほとんどだと思います
前回の動物愛護法の改正により
8週齢に満たない犬・猫の販売が禁止となりました
が この8週齢の件は
生後8週齢までは母親から離さないほうがいい
という意味があるのです
何故か?その方が問題行動を起こしずらくなる
との研究結果があるからです
(イタリア・ヘルシンキ大学などの研究チーム)
8週齢になった子犬・子猫がペットショップの店頭に並ぶ
ということは
当然8週齢に満たないうちに母親から引き離され
せりにかけられ
仕入れをされ 店頭に並ぶ
兄弟との遊びから学ぶことは沢山あるはずですが
いったい何週齢で引き離されているのか?
話が戻りますが
そんな環境から人間社会に飛び込んだ子犬
飼主さんという人との接触がメインで
犬との接し方はわからないまま
お散歩デビューで
犬とのすれ違いは威嚇して吠えまくる
そんなワンコになってしまったり
ドッグランにて犬同士の小競り合いから
あわや乱闘に なんて恐ろしいことが起きたら
本当に困りますよね
(飛躍しすぎですね)
いぬのほいくえんにて
登園同士のワンコ 会うのは2回目です
たいてい身体の大きなワンコの方がボス風をふかします
しかし 小さくても意外と負けん気の強い小型犬に
まんまとやられてしまうボス風・・・
おもしろいです
本当に犬同士上手に遊べるワンコ
上手に遊べずに虚勢ばっかりはっちゃうワンコ
どこにも属したくないとクールなワンコ
おもしろいです
そうしてその仲間のなかで学んでいることが有ります
「オスワリ・フセ・マテ」
それも仲間と一緒に並んですると
いつもはマテができないのに できちゃったりするんです
でも
上手に遊べるように練習は必要だと思ってくださいね
何しろ生まれてきた環境の影響を受けているワンコは
残念ながら多いいんです
見ていると微笑ましいです
最初は同じ空間でノーリードは
必ず大丈夫とは言い切れませんので
そこは様子を見ながらです
お散歩と同じです
いきなり見ず知らずのワンコとのすれ違いで
いきなり真正面から犬を近づけたりしないでください
距離をとりながら様子をみて 挨拶できるか観察しつつ
何回かの出会いでものすごく意気投合しちゃうかも
まったく受け付けないかも・・・
それは仕方がないと思いませんか
だって私達もなんとなく
あの人苦手 とか心の中でただの印象だけで思ったりしますよね
それは許してね
犬同士で学びあってる様子は
本当に微笑ましいです
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